結婚後の姓変更手続きをやっと進めたので記録
結婚して9ヶ月くらい(?)経ったけど、新姓と旧姓をまぜて生活していた。手続きは面倒なので必要に迫られるまでやらないいつものスタイルを貫いていたところ、ついに困ったことが起きた。確定申告の還付金が振り込めないと言う*1。
ついに銀行口座の名義違いで実際の問題に出くわしてしまった〜確定申告の還付金が振り込めないって〜あああああ〜めんどくせえええ一念発起して全部更新します
— よこな / Ayana 🐸 (@ihcomega) 2022年4月11日
私のお金が!返ってこない!ということでやっと銀行やクレジットカードを更新し始めた。やってみて、ポイントは銀行絡みの3つかなと思った
- 事前に住所を最新化しておけば銀行の姓更新もオンラインで出来る*2ので便利っぽい。もちろん銀行による
- 銀行口座の更新は、そこからの各種引き落としが凪なタイミングを狙うと良い。結婚したらすぐ手続き!とすると面倒なことになりそう
- ネットバンキングは使えるようにしておこう(使ってない人がいるのか分からないけど)
結婚して割とすぐ更新したもの
- マイナンバーカード: 婚姻届を出すとそのまま役所で手続きされる。新旧の姓が印字されるので、色々な更新手続きに欠かせない。
- 保険証: お医者さんに行くので必要だった。会社にお願いして再発行となった
- パスポート: USのグリーンカードの抽選に申し込んだので必要だった。全く新規で発行し直すことも、今のパスポートの姓を変えて再発行することもできる。5年くらい残っていたので再発行にしたが、決まりで苗字が変わっただけなのにお金がかかる(6,000円)のは1ミリ納得がいかない
要するに公的書類はなんだかんだ必要なのでさっさと更新してあった。運転免許は持っていない。
確定申告をきっかけに更新したもの
- 銀行の口座名義: 公的書類と一致しないと還付金をゲットできないことがすべての出発点。今後他にも問題が出てくるかもしれない
- クレジットカードの名義: 引き落としの銀行口座と名義が一致しないと使えない
- 証券口座の名義: 入金の銀行口座と名義が一致しないと使えない
- 銀行やクレカを使うサービスの登録名: なんとかペイとかECサイトとかモバイルSuicaとか。新しい名義に合わせないと困ったことになったら面倒
依存する登録銀行口座を更新したのは
- 会社(副業先や印税含む)の給与振込先
- LOVOTの代金引き落とし先
更新対象を洗い出すにあたってはマネフォ様様で、銀行の動き履歴から漏れなく拾うことができた。ありがとうございます!
銀行口座名義更新体験記
ひとまずUFJだけ更新した。今どき、姓変更だけならオンラインで出来るらしい!
しかも、その手続きをすると印鑑レス口座に切り替わるとかめっちゃいい。
でもこの手続ではもちろん本人確認をするわけだが、公的書類に記載の住所と銀行の登録住所が異なっているとアウト。私は3つくらい前の住所が登録されていたので、諦めて窓口へ行くことに…。入籍前に住所だけアップデートしてれば出かけなくて済んだのかと思うと体験が違いすぎる。
予約せずに行った窓口ではフォンブースみたいなところに案内され、リモートでオペレーターの方に対応していただいた。家で電話するのとは違い、スキャナーとプリンターが設置されていて書類もやりとりできる。
窓口に持参したいものは
- 本人確認に使える公的書類
- 新旧の印鑑(旧はなくても何とかなる)
- 口座情報が分かるもの(要はキャッシュカードや通帳があれば良いが、これらの現物が必要になるわけではない)
ちなみに私は旧印鑑を持たずに行った。邪魔だなこの印鑑…とか思いながら収納の奥底にしまった記憶だけがあって、実際どこにあるか分からなかったので早々に諦めた。なので、住所・姓・印鑑の変更手続きをしていただいたことになる。印鑑がないと手続き完了までの時間が少し伸びるらしく、2〜3週間かかる模様。完了通知は来ず*3、ネットバンクにログインして変わってればOKって感じみたい。カードも再発行はなく旧姓のものを使い続けることができる*4。
書類は3枚書いたけど、署名と捺印だけの紙もあったし大した量じゃなかった。総じて、身構えるほど面倒ではないなという印象に終わった。ちょくちょく待ち時間があったので、それを活用してクレカや証券系の更新を行った。
クレジットカード名義更新体験記
使ってるカードが5枚くらいあるので頑張ってポチポチした。大体オンラインで出来るが、新幹線のエクスプレスカードでお世話になっているセディナだけは申請書を取り寄せて物理提出が必要みたい。
姓の更新手続きは「名義変更」か「再発行」っていうような名前になっており、後者について、言われてみれば当然だけど再発行という発想がなかったのでなかなか見つけられなくて泣いた。引き落とし口座の更新は実際に銀行の方の手続きが完了しないと出来ないので、また今度やる。
我がカードちゃんたちは4日、10日、27日に引き落としがあって、今回の手続きは12日に行ったわけだが図らずもベストタイミングだった。クレカの名義変更は済んでるけど銀行はまだ、となると多分名義人不一致で引き落とせなくて1ミリ面倒なことになるので、それを避けられそうな期間に済ませるのが良さそう。
ヤフーカードはこの再発行のおかげで予定より半年近く早くPayPayカードに切り替わることとなった。ちょっと嬉しい。
追記: 実はヤフーカードも申請書が届くパターンだった。カード来たと思ったら紙だった…なんか意外。
その他体験記
モバイルSuicaは運用でカバーみのある段取りだった。サイトから「姓を変更したい」と申請すると、(多分手動で)名前を更新できる状態に切り替えてくれる。すると1回だけ変更できるようになるのだ!もし間違えたら申請からやり直しだと思われる。どうしてこうなっているんだろうか?ポンポン変えられても困るけど、内容を審査するほどのことではない、みたいな感じかな…。
証券口座は古巣FOLIOのだけ持っているが、氏名の変更機能、自分で作った…というかプロジェクトマネジメントしていた気がする。懐
感想
- 最強に面倒なことだと思って避けてきたけど、半〜1日まとめて作業すれば終わるかもしれない。ただ完了まではバラバラとラグがあるのでやっぱり心理的にはだるい
- 銀行の名義変更、各種引き落としに間に合って欲しい
- 住所入力フォーム、2022年になっても半角で入れろとか全角じゃないとエラーみたいなやつがいっぱいで辛い
- 京都の住所が長すぎて入力できないシステムがまだあって辛い。逆に、全部入力しないと審査で弾かれる場合もあるので、空気を読まなくてはならない
これ以外は引き続き放置して(というかもう更新対象が把握できてないみたいなところがある)、気が向いたら変えていこう。もし自分が確定申告をしないタイプの人間だった場合、何がきっかけになっていたんだろう。
ちなみに仕事とか外に出る活動は旧姓のまま行っている。あとお店の予約は一緒に行く人がどちらで認識しているかと気分で変えている。
夫婦別姓はよ!!!とは思わないというか、私個人としてはどっちでもいいので流れに身を任せるけど、シンプルに面倒くさいな。とはいえ思ったよりは面倒じゃなかった。いや、面倒だけど仕組みの進化は感じる。まぁ全部マイナンバーでなんとかしてください!