よこなのへたのよこずき

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チーム全員と毎週1on1(技術やタスクの話をする場)するのが良い習慣となった

アメリカに来てから実施していることのひとつに、複数の同僚との1on1がある。一般的に1on1と聞いて連想するような上司とのミーティングも行っているものの、ここで扱うのは同じ立場のメンバーたちと話す場である。とある同僚がやっていたので私も真似して実践している。

今、自分と同様にコードを書いているメンバー4人と毎週30分ずつ会って、

  • 近況
  • いま詰まっていること
  • 最近学んだこと
  • その相手だからこそ聞ける、担当箇所や専門領域についての質問(1つのOSSを作っているものの皆バックグラウンドや得意なことがバラバラなので)
  • アメリカのカルチャー(これはアメリカのことを全然知らない私向けの特別プログラムw)

などを話したり、ペアプログラミングしたりしている。10月からオンボ―ディングを始め、今のところ役立っているので所感を書き留めておく。

良いところ

  • 1人1人との距離を縮めやすい。リモートでしか会えないメンバーもいる中、話す機会が増えるのは新参者には特にありがたい
  • 質問のハードルがすごく下がる
  • 色々な領域に触れられる。関心を持てる。自分がアサインされたタスクだけに集中すると狭い範囲しか追わなくなったりするけど、他の作業をしているメンバーとも会うことで少しずつ別のことをする時間も取れる
  • 1週間の良いペースメーカーになってくれる
    • まとめて1日に押し込むのではなく、火・水・木にこれらの1on1を入れることで良いサイクルが出来ている
    • 学びや疑問の整理が習慣化される。例えば「明後日の1on1にこれを持っていこう」などと思いついたら、それまでにポイントを抑えておくようになるので悪い先延ばしが減った
    • 1週間があっという間であるということを感じ、気が引き締まるw 「うわぁ、もうまたこの人との1on1が来た!」とかちょっと焦ったりもしつつ、先週から自分が何をしてきたか振り返る機会にもなる
    • ↑2点目・3点目は週次のチームミーティングなどでも代替できそうだが、1on1という相手と自分しか登場人物がいない場ならではのちょっと違う緊張感があるのだ。それがポジティブに作用している気がする

改善しがいのありそうなところ

  • 1on1で話した内容をもっとチームに広げていきたい。すごくざっくり捉えると「SlackでDMはやめましょう」という話と似ていて、発信しない限り当然学びはクローズなところに留まってしまうし、同じ会話が複数の1on1で何度も行われることになりうる。「勉強になったなぁ」で終えず、朝会やドキュメントでもっと共有したい。数も多いのでなかなか大変ではあるけれど…
  • もっとドキドキせず望めるようになりたい。これは英語のせいもあるけど、相手の貴重な時間をいただいているのに有意義な時間となっているだろうか…って気を揉むのに疲れるw メリットで挙げた緊張感の裏返しなのであまり問題ではないけど、たまにはネタのない日があっても、問題が解決に至らなくても、上手く話せなくても(英語)、気にしすぎないのが良さそう